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![]() 三菱局地戦闘機 雷電二一型 |
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雷電は中国空軍による海軍基地等の重要地区襲撃を受け、防空邀撃戦闘機の必要性を痛感した大日本帝國海軍により三菱に命じ十四試局地戦闘機として開発が始まりました。試作指示の時点では邀撃戦闘機としての性質から水平面の運動性よりも速度、上昇力に主眼がおかれ他に防弾性能、重武装が性能要求に組み込まれ、対戦闘機としての視界の良さや零戦が艦上での運用を考慮した設計として制約を受けたのに対し雷電は陸上での運用のためその制限はありませんでした。 速度と上昇力を上げるためには高出力のエンジンが必要でしたが当時の日本には条件を満たす戦闘機用のエンジンはなく、三菱の堀越技師はやむえず爆撃機用である大型の火星一三型エンジン 離昇出力1460馬力を選択。 大型のエンジンを搭載する事で前方投影面積が大きくなり、空気抵抗が増して速度低下に繋がることを嫌った堀越技師はエンジン搭載位置を胴体よりに下げ機首を絞り、エンジンがずらした分、プロペラを延長軸を介して駆動するという凝ったデザインとなりました。 その結果が雷電が日本機にはめずらしくズングリとした紡錘型の機体フォルムとなった理由です。 試製「雷電」の試験が始まってから延長軸による振動問題(実際はプロペラの剛性不足)高翼面荷重からくる旋回性能の悪さ、着陸速度の速さと胴体付近がもっとも太い事と低い風防による視界不良、曲面ガラスによる歪みなど次々と問題が噴出し開発は困難を極めました。 一向に問題が解決しない事で三菱は一時、雷電の開発を中止し紫電二一型のライセンス生産に入るようにも言われましたがB-29に対抗できる迎撃機が他にメドが立たなかった事もあり開発は継続され、これらの問題の解決に加え武装をさらに強化をするよう海軍に求められました。 そこから十四試局戦 試製雷電改としての開発が始まりエンジンを火星二三甲型 離昇出力1820馬力に換装、操縦席を高く配置し曲面ガラスを廃して視界向上、武装に関しては当時の相手は中国軍機ではなく防弾の強固なアメリカ軍機となっており機首の7.7mm機銃2挺を廃し主翼に20mm機銃を2挺追加し計4挺となり昭和19年に雷電二一型として正式採用されました。 日本機にしては珍しいどこから見ても寸胴な機体シルエット!この機体ならではの独特な雰囲気を醸し出しています。 この太い胴体に小さな主翼による翼面荷重の大きさ・・・メーカーが忠実にスケールして商品化しないのが何となく納得できます。 それでも、わずかな回数だったとは言え飛行する姿はなかなか迫力があってカッコよかったな〜 |
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初の自作を見よう見まねで・・・ 胴枠を作ってストリンガーを入れて外皮をスチレンで・・・と試行錯誤でやっていきましたが過剰に強度があり=重いっとなってしまいました。試験飛行が始まってから軽量化のため色んな箇所から骨格を抜きました。 スチレンをうまく加工すれば骨格がなくとも形状はできるんだな〜っと理解する。 |
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飛行できるか不明でありながらもちゃっかりディティールにこだわってしまいます。スケール機って飛行性能とディティールアップのせめぎ合いが楽しいのかもね! | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2007/11/10 初めての自作がこんな気難しい戦闘機でしかもやたらとディティールにこだわっていきました。私は下積みのための回り道ができません。 登山した経験がない者「富士山に登りたい!」と言っていきなり富士山に行くような感じです。ピンポイントで目的地が好きです。・・・その結果、実際にはかなり長いルートを歩く事に・・・ でもこのスタンスは変わらないだろうな〜 とにかくこの機体は暴れん坊ではありましたが今年の夏から秋にかけて充分に楽しませてくれました。いづれこの機体の意思を継いだ2号機を飛行させてみたいと思ってます。 |
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2007/10/13 | 2007/10/14 | 2007/10/14 | 2007/11/10 | ||
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