E-Do Model
マクドネルダグラス F-15C EAGLE 改修回顧録2

機首改修2009/12/26
さして飛ばしていなかったのですが扱いが悪くキャノピーが痛んでおりました。
そこで部品売りしているキャノピーを購入。
キット自体は現在は売られているF-15はE-Do ModelではなくFreewing製となっておるようですがサイト内にある画像を見る限りやや違いはあれどほぼ違いがないような・・・?
とにかく同じような物ならこのまま利用できるのかな。
ついでにパイロット人形も購入してしまいました。
別にスモーク処理でもよかったんだけど見たら使いたくなってしまいました。
そのままでは機体におさまらないしパイロットも乗せられないのでコックピットとキャノピーをいったん分離。
ためしにキャノピーをそのままかぶせてみると思った以上にピッタリ!
コックピットを移植するのはそのままだと機体をカットする箇所の判別が難しいのでシートだけ切り出して使用する事にしました。
切り出したコックピットにパイロットを乗せてみました。
機首にはめ込んで接着。
う〜む・・・いささかパイロットが大きいような・・・。
まぁ、いいか!これはアルかナイかだ。
コックピット後部はスチレンでそれっぽくカバーしました。
コックピットパネルはイラストをプリントアウトし貼り付けただけです。
キャノピーをかぶせて瞬間で接着。
まぁ、こんなもんでしょう。

塗装作業 2009/12/26 
塗装の前に・・・ノズル周辺がややサッパリしていたので1mmスチレンを貼ってそれっぽく。
以前、作製した際はそのままサクサクと進めたのですが今回作業をするにあたり気になっていた主翼と本体を接着した時にできた隙間。
ところどころ白いのは貼ってあったステッカーを剥がした後です。
ドライヤーで暖めながら剥がすときれいに取れるのですが後で塗装するのでそのままピシピシとむしりました。
主翼と本体の隙間をエポマイクロバルーンで埋めました。
これで塗装前準備完了。
さて、本題の塗装・・・タミヤスプレーカラーAS-26ライトゴーストグレーで全体に塗りました。
パッケージはグレーにしか見えないけど実際に吹き付けるとずいぶんと水色テイストだな〜。
あとは適当に調色してエアーブラシで見た事あるような感じに吹いてみました。
う〜む、少し青味が強かったかな?
まぁ、別に悪い感じはしないし、やり直しもきかないのでこのまま進めます。
画像はハセガワのプラモ F-15Cです。
このキットのデカールを拡大スキャナーをしてプリントアウトしたものをペタペタ貼って塗装工程は完了です。

兵装追加 2009/12/27 
以前、販売されているものは燃料タンクやミサイルは付属していませんでしたが、今はキットに付属しているようです。
やはり空荷の戦闘機よりはしっかりと兵器を積んでいるほうが良いに決まっているし、これは羨ましい!っと思っていたのですが、ありがたい事に兵装だけバラ売りしていたので喜んで買い揃えました。
私の場合は手投げで胴体着陸なので、おそらく燃料タンクを装備した状態では一回の飛行でもげてしまいそう・・・ってわけで武器さえ装備していれば良いので燃料タンクをバッサリと切り払いました。
ミサイルの色彩は?なのでとりあえず資料を見て・・・雰囲気で塗装。
ミサイルの形状に関してはやや甘いような・・・?って感じですが、手直しをする根気も持ち合わせていないし、コレに関してはアルかナイかが満足の分かれ目なのでアレばそれでいいんです。
主翼下にエポで接着。やっぱりあるとしっくりきますわ。
F-15は開発にあたり再度格闘性能や機銃の有無が見直されたそうなので・・・機銃も追加しないとね!
余ったリンケージパイプを適当にカットし寄せ集め。
右主翼部に穴を掘り上記パーツを埋め込んで接着。
細かい形状は違うんだけど、まぁこんな感じって事で!

ロールアウト 2009/12/27
改修完了!
見た目はなかなか良い感じにはなったと思います。
改修して全備重量は222g増の856g。
消費電力は323Wpから684Wpと妙に大きくなってしまいました。これは4セル化の影響なんだろうか?
EDFはやってみない事にはイマイチ基準がわかりません。

参考資料
ハセガワ F-15C EAGLE プラモデル
AIR STUDIO Flying Kids F-15 EAGLE 航空際Special DVD

今回は書籍での資料ではなくプラモとDVDです。
細かい設定や形状より見た目の雰囲気重視であります。

テストFLT 2010/01/11
  まず重心と各舵の動作を見るために出力を75%に抑えてテストFLT。
やや前重心がきつくピッチが安定できないので速度の乗りが悪く、速度が乗らないので旋回時のキレが足りない悪循環でとりあえず飛んでいるって感じ。
全浮動にした水平尾翼は問題がない感じでした。

追加改修 2010/01/15 
今まで推力は手ごたえだけで判断していたのですが、とりあえずな形でも一度計ってみる事に!
この状態で計ってみるととりあえず900g前後の数値が出ました。
あ!そうだエンドポイントが75%にしたままだったっと思い出し100%にして計ってみると・・・なぜか900g前後と同じ数値に?あれ。

設定が間違えたかと思い、もう一度確認してチェック。
75%より音は大きくなるしそれなりに回転数が上がっているようだけどやっぱり900g前後・・・。
やっぱりモーターが合っていないのかな!Kv値5000だと回し切れないのか、あるいはダクトのバランス取りが甘かったのか・・・
同じ推力だと先のテストFLTのようなユルイFLTになってしまうな〜。
とにかく改修しないと。
一度はあきらめたダクトの取り外しですが、まともに飛ばないのであれば意味がありません。
今回は本来の取り外しラインより一回り外にカッターで切れ込みを入れました。それでも強力に貼ってしまっていたものだから簡単には外れず・・・この際どうにでもなれ!
無理やりバラけても良いくらいの気持ちで格闘2時間でようやく外れました。
お役ごめんとなりました。3セルの場合はこいつに換装してそれなりに向上があったのですが4セル仕様には合わなかったみたい。
次に日の目を見るまでしばしおやすみなさいませ。
現在販売されている機体にはこれが標準装備されていたのでモーターをFreewing社のBL2836 3800KVに変更します。
ダクトはそのままでモーターだけ交換しようと思ったものの外れなかったのでダクトも新調しました。
ダクトとモーターを組み付けてからバランス取り・・・正直、バランス取りの感覚がイマイチわかっていないのですが確かにある程度は回転に伴う音質に変化が出ましたが、どこまでいったら正解かは難しい。
とにかくいつまでやっていてもキリがないので満足した時点で機体に両面テープで貼り付け。
 
下面のフタを取り付けました。
吸気口にしていた穴はかえって空気の流れを乱すのでは?って話もあったし、試しに塞いでみても推力値に変化は見えなかったので塞ぐ事にしました。
エポマイクロバルーンで形を整えて再塗装しました。
また取り外しに苦労するようにしてしまった・・・。

とりあえず、この改修で重量は17g増の873g
最大電流は50.78Aから41.55A、最大電力は684.0Wpから595.8Wpへと省エネとなったけど推力は930g前後と向上!となったので効率は良くなったのかな。
う〜む、EDFは相変わらず難しい。

あと画像にはありませんがバッテリー搭載位置を15mm後方にずらして重心を合わせてみました。
さて、次のテストではどうなるでしょうか?

テストFLT 2010/01/24
手投げの瞬間からわかる違い!前回のような沈むような感じはなくス〜っと出て行きました。これはパワーもだけど重心適正化が効いたのかな?
勢いにのってそのまま上昇!上空にて機体を安定させるとスルスルって機速が伸び始めました!
車の表現で言うと「カムに乗った」って感じ。
ただ、速度向上に対してエレベータの舵量がやや多い状態なったようで過敏な機動、少し焦りが入ります。
さすがにマッハ2.3のスケール速度ってわけにはいきませんが必要十分な速度を感じました。今回はエレベータが手に合わずあまり戦闘機動を試せなかったので次はエレベータ量を合わせてテストしてみたいと思います。

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