KYOSHO
ロッキードマーティン F-22 Raptor 作製記3


修理改修 2009/04/09

事故調査報告
2009/04/05の初手投げにて見事粉砕!
力なく放たれたF-22は空中で踊った後に墜落し機首大破となってしまいました。
原因は製作時から懸念していた手での掴みどころのない機体形状と表面のスベリ感です
わかっていたんだからFLT前に対処しておけば・・・と思っても後の祭り。
EDFとは縁遠く、3機連続で企画倒れかな〜と思いつつ、まだ修理は効きそうだったので現地にて応急修理し無事に1FLTをこなしました。
ただ、それも一人手投げ発進はできる見込みがないのでプロポをTOSに託し私が手投げでとにかく出撃、頃合いを見てTOSからプロポをパスしてもらう・・・といった状態でした。
自己完結できないのはちょっと困りもの、それとFLTさせて気がついたのですがアンプにも問題アリ!
またもEDFお蔵入りか?・・・は避けたいので修理改修し、再挑戦です。

アンプ交換
キット標準で付属していた無個性なアンプ・・・FLTさせてみると個性を発揮!
スロットルワークに対してアンプのレスポンスが悪くタイムラグが出ます。
あとスロットル出力がまちまちで、ハーフにしたとしても毎回出力が違ってきます。これでは安心できません。
そこでアンプをJETI ECO25 スピードコントローラーに変更します。
まずはこのままではまったく機器にアクセスできないので説明書にあるように空気取り入れ口部分をカットします。
空気取り入れ口を切開しました。
機器類は機体上側内部に貼り付けてありますので切開の際は深く刺し過ぎない限りは配線カットの心配はありませんでした。
無個性アンプ・・・お役ごめんです。
JETI ECO25 スピードコントローラー装着。
アンプを変更したのでいちおう電流と電力を測ったところ電流は15.77Aから17.94Aへ、電力は136.40Wphから178.50Wphへとそれぞれ出力がアップしました。
所詮はキット付属は最低限の働きって事でしょうかね?
とにかく、何となくの初FLTで若干最高速が遅いな〜と感じていたのでコレで速度アップが期待できます。
空気取り入れ口は接着してしまえばいいかな〜と思いましたが念のため取り外しが可能なように細工を施しました。
前部に1mmバルサの板を追加、後部に1mmバルサで突起を追加です。

手投げ用グリップ追加
説明書ではココを掴んで投げなさいっとイラスト入りで書いてあったのですが・・・。
手を多少前後し位置を探ってみたもののどうにも力が入りません。
素材はよくある発泡系でその表面に粗さを隠すための薬剤が塗ってありました。
表面の雰囲気をわかりやすく例えると小出の柴舟って感じですかね?
とにかくその処理で滑るのかな?
スモークをスプレーした理由にこの事もあったのですが結果まったく効果ナシ。
まぁ、期待するほうがおかしいのか。
ステルス機ゆえに余計な突起がなく、しかも下に向かってすぼんでいく機体形状。手に力を入れると機体は上に逃げてしまいます。
手で掴む工夫に苦慮してもあのような結果、飛ばないと意味がないしココは多少スケールは落ちてもやむをえない、自分で手投げ発進をできないのはさすがに・・・と言う思いに至ったのでスベリ止めを追加します。

カー用品店でダッシュボード用のスベリ止めマットを購入しました。
バッテリーを搭載した状態で手投げ時の重心バランスを取ってから手で掴む箇所に合わせてカットし、瞬間で接着しました。

何だか以前、明治製菓にあったピックアップが付いているように見えてしまいます・・・。

機首修正
現地では応急でとりあえずの接着だったのでエポマイクロバルーンで出来る限りキレイに整えてみました。
修正箇所を再塗装・・・以前に比べて色調補正ができなくなってきたな〜。

主翼組み付け
とにかく、これで修理改修は完了!
FLTさせてみたところ1500mAhは重心とパワーバランスがイマイチのマッチングで1200mAhでオモリもいらなかったようです。メーカーの言う事を謙虚に聞かないといけませんでした。
全備重量は482g、手投げしやすくしたしパワーもあがったようですし次は上手く行きたいものです。

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