FLYING STYRO KIT改 三菱 零式艦上戦闘機二一型 作製記 二 |
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エンジンカウル作製2007/07/21 | |
二一型図面と五二型キットのカウルの比較です。五二型キットのカウルフラップはプラパーツになっており画像ではすでに外した状態。 エンジンカウル部分は二一型の方がずんぐりとして短く逆に首がやや長い感じです。画像ではわかりませんが二一型の方が4mmほど長いです。 製作においてはまず、白くなっている部分まで機首をスチレンにて肉盛りし延長したように見せてからエンジンカウルにがずんぐりになるようこれもスチレンで肉盛りしていきます。 |
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影響あるかはわからなかったのですがとりあえずパテでモールドを埋めます。 |
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カウルを加工してからでは防火壁が入らないと思えたのと後々サンディングする際に手に力が入ると胴体を潰してしまうと思ったので先に防火壁を接着しておきました。 |
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二一型のカウルは機銃の発射口はなく溝が入った造型なのでその部分のカウルを切り取ります。 |
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五二型と比べて4mm長いので丸く切ったスチレンを先端に接着し延長します。 |
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切り取った機銃孔の裏面にスチレンと貼り溝を塞ぎます。 |
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しっかり接着したところで粗削り! 金物用ヤスリでザクザクいきます。 |
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次はエンジンカウルです。首以上に曲面なので更に小さく何枚も重ねて貼り合わせます。カウル一周貼ったらある程度ヤスリで整えまた上から貼ってヤスリ、上から貼ってヤスリ・・・の繰り返し。 |
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カウルの形が出来上がったところで、スチレンの積層敷き詰めなのでどうしても隙間ができてしまってます。もっと細かくやっていけば良いのですがさすがに手間がかかり過ぎるので、30分硬化のエポキシにマイクロバルーンをまぜてパテもどきを作りスキマが埋まるように塗りたくりました。画像はその状態の時のものです。 |
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スチレンの表面はペーパで削った後でもザラザラした感触なのでフィラーを水で溶いて液体パテとしてハケで表面に塗ります。乾燥した後はザラザラした感触はなくなりました。ただ後に塗装した時にどのような表面の感触になるかはちょっと心配。 |
2007/07/28 |
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主翼と同様リベット描きです。スジが入る所は黒、リベットにを打つ箇所は赤のペンで描きました。が、いっぺんに書き込んだらややこしくなってしまった。 |
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まずはスジ彫りを行いました。同時に機首とエンジンカウルの繋がる箇所の形を整え、発動機取付架覆にできるスリット部分を削ります。 |
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スジ彫りが終わったら木工用ボンドをつまようじにつけてチマチマつけていきます。 リベットの間隔は目分量、主翼の時より円状で数も多いのでやりはじめると大変!私には耐え難いず〜っとチマチマ雰囲気が上がるまでガマン。 |
これでひとまず、改修箇所はできた状態。これからは組立てながら改修していきます。 | |
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主翼組立て |
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さて、ようやく組立てに入れます。あとは毎回のFSK零戦と変わりないのでサクサクと行くはず。まずは主翼を左右接着。 左主翼が銀色なのは加工した箇所と違和感がでないかチェックしてみたからです。 で、チェックの結果、ちょっと違和感があったのでもう少し表面が滑らかになるよう削ってからフィラーを水で溶いたものを塗りペーパーかけし再度モールド打ちしてます。 |
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毎度使用しているサーボ、WAYPOINT W-068PBです。今回もコレ使う。 |
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FSK零戦は画像右上にあるパーツを主翼に貼ってそのままサーボを取り付ける形になるのですがそのままだと斜め搭載で場合によっては舵の動きが渋くなる事があったのでサーボベッドを作ります。 4mmスチレンと2mmバルサをカットして重ねて接着。 |
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このような形になります。このあと主翼内に接着するために下部は主翼下面形状に合わせて削ります。 |
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主翼中央をカットしてサーボベットをエポキシでしっかり接着。 右がエルロン用、左がエレベータ用になります。 |
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栄一二型発動機 簡易バージョン2007/08/02 |
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零戦二一型図面とキット52型のモーター搭載位置の図面の比較です。 |
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そこで!ってわけで新規にモーターを購入しました。 |
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さて、毎度おやくそくのダミーエンジン♪ 今回は主翼延長にカウル加工等を行い重量がかさみますのでスチレンで簡易なものとします。 |
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スジを書いたスチレンをシリンダーのサイズに合わせてカットし、シリンダー上部にあたる箇所に2mmスチレンを追加接着します。 |
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不要なリンケージを適度にカットしたものをシリンダー上部に指し瞬間で接着。なんとなく支持棒です。 |
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大戦初期から中期にかけて発動機はガンメタ(黒?)で塗装されていたそうなので、今回はガンメタで塗装して簡易発動機完成。 |
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カウル前部をカットしてからモーターを搭載しダミーを付け、カウル前部を接着し元に戻す。 モーター取り付けの詳しいことは以前の零戦61210號作製記でも記載してあるのでココでは割愛します。 |
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