FLYING STYRO KIT
零式艦上戦闘機五二型 作製回顧録2

尾翼作製

方向舵・尾部2008/01/12
尾翼は中空のためバルサを成型し接着しました。
ラダーの舵面と胴体後部は一体になっています。
ラダーの舵面を切り取ってからバルサを成型し接着、その中心に合わせてヒンジを接着。今回はテトラのSPヒンジS型を適度にカットして使用します。
機体後部から舵面をカットした際に上部が空いているので1mmスチレンを貼りました。
胴体最後端のとんがりパーツ。輪の中にある飛び出しているのが肝心のパーツです。
尾部後端に瞬間で接着。

尾輪 引き込み脚2008/01/13
尾輪の引き込みのリトラクトとタイヤはアルファモデルの製品を使用します。
白いパーツはキットの艤装パーツです。
1mmのピアノ線をクネクネと曲げて尾輪を通しこのあとバルサで肉を付けてから艤装パーツを付けました。
さて尾輪の設置箇所・・・
胴体の後部に接着しようかと色々と考えてみたのですが、きれいに接着する方法が思い浮かばず仮に接着できたとして着陸時に負荷がかかった際に強度は充分なんやろか? とくに私の場合は相当ラフな着陸なので・・・いくらでも強度はアップしたい・・・でも重心から離れた箇所の重量増はできるだけ避けたい・・・
と色々考えてみて、水平尾翼の下面が平らなので接着しやすいなっと思いました。ココなら尾部に接着するより強度は稼げそう。仮組みしてみると都合よく尾輪の高さもちょうど良い・・・!って事でエポでしっかり接着。
リンケージを通して引き込みユニット前に支持のパイプを接着しました。

尾翼組立て2008/01/13
水平尾翼を胴体に差し込みしっかり位置を合わせてから瞬間で仮固定。
そのあとエポで内と外から接着。
方向舵の舵面ヒンジと尾部を瞬間で接着。
尾翼フィレットの切り出し。毎度の事ですがメンドクサイ。
風防よりも何となく気が乗らずいつも後回しです。
フィレットを接着する際の現物合わせと接着がやりにくいので毎回神経を使う。
機体後部できあがり。
尾輪もしっかり出ていますが果たして強度は持つのだろうか?
いつまでも強度アップしたい衝動にかられます。

引き込み脚 再び作製2008/01/14
主翼作製時に何度も繰り返して試したのですがどうにも主脚の収納がうまくいきません。10回やって3回くらいサーボのジジジジ音がするし半分の率で車輪カバーが閉じきらない。
サーボディレイをある程度速く動作させると率は下がるのですがそれでも不完全です。
あとFSKのリトラクトは機体を支えるには1.6mmのピアノ線では少々弱いようで荷重がかかると歪んでしまうようで、しばらく経つと主脚の収納がなおさらに悪くなってしまう・・・。
すでに主翼を接着してしまいココからの改修はとてもヒドイ目に合うとは思いましたが作りなおす事にしました。
取り外したFSKのリトラクタブルユニットです。
この状態は開いた時です。
開いた場合はとくに問題はなくロックもかかります。
主脚を閉じた時はこのようになります。リンケージロッドの先が曲がっているのはアレコレと試してこの形状が一番力効率がよかったからなのですが、結果コレでも不足でしたね。ロッドを引く事で閉じるのですが最後にほぼ水平になりそこからさらに少し引かなければキレイに閉じませんでした。
FSKのリトラクトでこれ以上アレコレと考えても手は浮かばないしピアノ線も太くしたいのでユニットを変更する事にしました。
GWSの引き込みユニット GW-RG-MMです。近所の模型屋さんに寄ったらあったので購入。
仕組みはアルファモデル製と同じで押す事で主脚を収納し引く事で開きます。
コレってFSKのとは逆になるのでサーボリンケージを考えなおさないと!・・・今さらできるのかと心配に。
ちなみにピアノ線は2.0mmです。たった0.4mmの違いでもかなり強度は変わるんだな〜と思いました。
主脚の艤装パーツを取り付けました。歴代のFSK零戦の艤装パーツはたくさん余ってますのでこういう時にはやりなおしが効いて嬉しい。
キットの艤装パーツにある主脚ピアノ線は2mmだったのでそのまま利用する事ができました。
タイヤもアルファ製から変更します。
OK模型の Eタイヤ 44mm 2個入り。さんざアルファのタイヤで薄くしようと往生際悪くアレコレやってはいましたが厚みはこのくらいが限度かも?
ただ、厚みの方はガマンするとしてもこのスポーツライクなスポークホイールがどうにも気に入らない。
私の場合は人がどうでもいいと思う事が気になったりその逆があったり・・・
キットの艤装パーツにあったタイヤの中心部分を切り取りました。
切り取った物をEタイヤに合わせてみると「おぉ、意外にピッタリ来るではないか」ってわけでそのまま瞬間で接着。
FSKリトラクトにあわせて取り付けてあったバルサを何とかキレイに除去してからGWSリトラクトに合わせて作りなおしたバルサを接着しました。
リトラクトユニットをネジ止めした後にスキマをスチレンで埋めました。
主脚の作りなおしで一週間。ほとんど先週と変わらぬお姿。
FSKからGWSへの変更によってかなりややこしくなってしまたリンケージ。
過去の経験は今回まったく役に立たずで引き込み脚が満足に動作できるようになるまでプロポの電池を3回交換する目にあいました。
今は兎にも角にも動作ができる状態にはなったのでホっとしています。
ココまで作ってもいざ飛行や着陸に関して自分の腕前をかんがみて不安はつきないのですが作製中は思い入れが入って楽しいもんです。
主脚部:本来は完全密閉なんだろうけどコレ以上はもうどうにもできず。
特に付け根のカバーはヒンジのフロッピーにクセが付いてしまい少し空いてしまう。
画像をクリックすると開閉の動画があります。
尾輪部:少し引き込み過ぎに思いますがとにかく動作は安定して無理はかからないようなのでコレで良しとします。。
画像をクリックすると開閉の動画があります。

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