FLYING STYRO KIT
メッサーシュミットBf109G 作製記3


機器搭載 2007/11/22

パーツに含まれているベニヤに受信機とサーボを取り付けました。ベニヤにはサーボを取り付けるための穴が加工済みです。
受信機はフタバ R146iP、サーボはエルロンと同じくWAIPONIT W-068PBを使用しています。
機体後部にリンケージ用のパイプがすでに加工されています。
この位置にサーボがくるよう合わせてベニヤを接着しました。
機首内部にアンプを搭載。アンプはJETI ECO 25スピードコントローラーです。
モーターと繋がる配線を排気管パーツの中に押し込んでグラステープを貼りました。これでバッテリー搭載の際に配線が絡んでくる事がないと思われます。
モーターを取り付け。この際ワッシャーをかましてダウン及びサイドのスラストをつけました。
開口部の大きい空冷エンジン機とは違い液冷エンジン機の多くはカウルとスピンナーがきれいに繋がるようにしないと見えが悪くなります。
なので今回、ワッシャーは0.5mm(零戦等は1mm)を使用してスラスト量はわずかです。
TOSの話だとスラストがあってもなくても気にならないらしい・・・私の場合はスラストがどうこう言う以前に問題が・・・。
さて、どうなるでしょう?
バッテリ搭載用にスチレンのボードを接着しました。
バッテリー固定用のマジックテープを貼り付けました。

主翼取り付け
主翼前縁を合わせてみるとそのままでは大きな隙間があります。
後縁もおさまりません。
主翼前縁を基準にして前後を削って合わせていきました。胴体のフィレット内にあるスチレンが結構ジャマをしてくるので取り去った方が合わせやすいように感じました
主翼を取り付ける箇所は左右で高さが違う事があります。この機体の場合はさして問題はありませんでした。念のため仮組みして確かめます。
仮組みに問題がなければ接合箇所に30分硬化のエポをやや多めに塗りたくります。
零戦の場合は前縁からでないと取り付けできないのですがBf109Gは後縁から決めた方がやりやすかったです。
接着する際にフィレットにジャマをされるので少しむしって浮かせてあります。
浮かせたフィレットを持ち上げつつ前縁を納めます。
主翼上面にはみ出したエポをサっとふき取り。
あとは傾きやズレをチェックしつつしっかり固定。
主翼が付くとかなり飛行機になってきた!って感じがします。
でも、FSKの場合はまだ先は長い・・・。

操縦席作製
初号機では何も思わず、とにかくサクサク〜っとやってしまった操縦席。
今回はもうちょっとホンモノっぽく・・・と思います。
パーツは明るいグレーで塗装されているのですがちょっとイメージ的にしっくりこない。あと装備機器に関しても配色がまったくわからないので資料を買って読む事に。
これが実機の写真です。う〜んカッコイイ!
こんな風にできたら最高なんですがあいにく根気を持ち合わせていません。
資料を探しまわって大騒ぎしたあげく、できた塗装がこの体たらくです。
右のパーツにクリアレンズをはりつけ、左パーツに接着し照準器!となるのですが右のパーツはかなり弱くちょっとした事でグズグズパラパラと壊れてしまいます。
わかりづらい画像ですが、上記のパーツを合わせた照準器です。
すぐに壊れてしまいそう・・・風前の灯を感じます・
搭乗員の後部にある防弾鋼板です。
彼の地ではガーラント・パンツァーと言うらしいです。
実機はパーツのような全体が鋼板ではなく後方視界のためアクリルの防弾ガラスとなっているようなのでクリアパーツをはりつけました。
前後パーツを接着し隙間をエポとマイクロバルーンのパテで埋めました。
固まったらペーパーがけして形を整えます。
操縦席パーツ一式。エナメル塗料のフラットブラックを溶剤で薄めて塗りたくり、乾燥してから溶剤を含ませたティッシュで粗々とふき取ってそれっぽく使用感を出してみる。
ジョージア蔵出し熟成を飲みながら作業しています。
毎度おなじみFSK搭乗員。
前後パーツを切り出します。
後パーツは余分な箇所を残し接着する際のノリシロとします。
エポで接着した後に隙間をパテで埋め、サンディング。
いつもと単に色が違うだけですが、色が違うだけでも同じ物がドイツ空軍の搭乗員になります。パイロットスーツは士官用の皮製のため黒です。
シートを搭乗員にセットで接着。
座席裏面にマジックテープを貼り付けます。
搭乗員を取り付ける箇所にスチレンボードを接着。搭乗員固定用にマジックテープもつけます。
搭乗員ならびに操縦席を納めてみました。
史実はわかりませんが充分それっぽいんじゃないのかな?っと自己満足。

プロペラ作製
FSKおなじみスケールライクな3翅ペラと自分では塗装がやっかいなグルグルスピンナー。
ペラは丸いコアに各ブレードを差し込んでいきます。その際、ブレード裏面にバリがある場合はしっかり除去しておきます。
スピンナーはペラの前のグルグルと後の固定用と二つにわかれております。
グルグルはケガキにそって下部とブレードにあたる部分をカットします。
固定用はモーターシャフトが出る部分に穴をあけます。
固定用のスピンナーパーツを通してからペラを取り付け。機首を握り締めてペラをグイグイと入れているとシワが発生するのである程度差し込んだらナットを締めつつ置くまで入れていきます。
瞬間でグルグルを固定。あまり実践できていないのですができるだけ芯が出るよう中心に!
あと、液冷エンジン機はスピンナーと機首との流れるようなフォルムが肝心。

キャノピー作製
これもFSKおなじみの二重風防。フレームにあたる塗装済みパーツのガラス面を切り取って、ガラスにあたるクリアーパーツにかぶせます。
Bf109の後期型風防なので窓枠は大きく通常逃げたい作業なのですが今回は比較的楽できます。
ちなみにこの風防、彼の地ではエルラ・ハウベと言うそうです。
窓枠が大きく枚数も少ないので今回約20分くらいでできました。
零戦の時は2時間くらかかるので比べればかなり楽です。
新鮮なカッターを使用して大まかに切り出しあとはサンドペーパで整えました。
まだ接着はしていません。
窓枠を切り取った箇所は白く残るので付属されていたレタッチ用塗料を使用して補修。そのあとスミ入れをし仕上げにクレオスのトップコート半光沢を吹いて乾かします。
塗装が終了した時点で窓枠とガラス面のパーツを接着。
ガーランド・パンツァーも接着しました。
風防裏面、ところどころ上面の塗料がはみ出ていますがセットしたら見えなくなる箇所なので・・・。
風防前部にひっかけて固定するためのバルサを接着。後部はネオジムマグネットで固定のためカッターの刃を取り付けてあります。これはRYOさんのアイデアをいただきました。
風防の後部を固定するためのネオジムマグネット。丸いのがマグネットで機体に埋め込み瞬間で接着してあります。
説明書では操縦席前縁のスチレンに直接ひっかけるようになっているのですが、スチレンが相手だと脱着を繰り返すうちにグズグズになってしまうのでバルサでひっかける箇所を作りました。
風防を装着!固定に関しては問題ないようです。

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